予防歯科
私の選択
ある日、私の右上の奥歯の痛みが治まらない為、詳しくみてみると歯の根が折れており、大変残念ながら抜歯となりました。そこで、抜いた歯の後をどうするか?考えました。
▼抜歯後の治療には3つの方法があります。
※ご使用状況により個人差があります。私は迷わず(1)のインプラントを選びました。
それはこれから何年と続くであろう人生のなかで
インプラントだけが残りの自分の歯を痛めることがないからです。
3つの治療方法の詳しい違いは、後ほどご説明いたします。 なぜ私がインプラント治療を選んだのか、さらにお解かりいただけることでしょう。
また私は2012年、厚生省認可の「(公)日本口腔インプラント学会」の専修医を取得致しました。現在は日本インプラント臨床研究会(日本で専門医が一番多いと言われる最先端のインプラント学術団体)の会員として東京での勉強会に通っています。
それはインプラント治療の勉強を進めていく中で、この治療方法のすばらしさを確信し、私の患者様にも最先端の技術をもって治療に望みたいと思ったからです。
今後も、日々研鑽することを忘れず、患者様に最善のインプラント治療を提供し、皆様の笑顔を一生サポートしていきたいと考えております。
さくらい歯科クリニック 院長 櫻井宏樹
歯を失ってしまったら・・
一般的に3つの方法があります
部分入れ歯
- メリット
- ブリッジでは対処できない欠損にも対応できる。
- 治療が比較的簡単
- 通常の入れ歯なら治療費も安い。
- デメリット
- 噛む力が減退し、固い物を噛むのに苦労する場合がある。
- 取り外して手入れをするのが大変。
- 食べ物が挟まって口の中が不衛生になりやすい。
- ガタつきや、留め金が気になったりして、口の中に違和感を感じやすい。
- バネで支えている隣の歯への負担が大きい。
- 見た目(審美性)がよくない場合がある。
- 発音がうまくできない場合がある。
- 抜歯部のあごの骨がやせ、歯並びが悪くなる。
ブリッジ
- メリット
- 固定式なのであまり違和感がない。
- 天然の歯と変わらない審美的な修復が可能。
(保険治療適応外になる場合があります)
- デメリット
- 両隣の健康な歯を削らなければならない。
- 支えになる歯には大きな負担がかかり、その歯を失う原因になる場合がある。
- 食べ物のカスがつまりやすく、口の中が不衛生になりやすい。
- 空気がもれて発音が困難になることがある。
- 抜歯部のあごの骨がやせ、歯並びが悪くなる。
インプラント
- メリット
- 天然の歯と同じ感覚で噛むことができる。
- 天然の歯と遜色のない高い審美性。
- 周りの歯を傷つけない。
-
インプラントがあごの骨に力を加えるので、あごの骨がやせるのを防ぐことができる。(歯並びが変わらない)
- 入れ歯の場合、入れ歯の様な床がないので味覚を損なわない.。
- デメリット
- 歯を抜くのと同じ程度の手術が必要。
- 診査の結果、インプラント治療が行えない場合がある。
- 一般的な入れ歯やブリッジに比べて治療費が高い。
部分入れ歯やブリッジは比較的手軽に行える治療方法ではありますが、健康な歯まで痛めてしまったり、「バネが見える」「変色が気になる」などの理由から口元がコンプレックスになる場合があります。
その点、インプラント治療は他の歯を痛めることなく、構造的に天然歯に近く、噛む機能や審美的に最も優れており、失った歯がよみがえったかのような感覚でお食事や会話を楽しむことが出来るのです。
「良く噛んで食べる」ことは健康を保つためにも重要なポイントになります。
インプラント治療の費用
◆基本料金
《1本の場合の料金》
■診査診断料+手術代+かぶせ物代(セラミック) ¥385,000(税込み)
※CT撮影は無料です。
※術後の消毒やメインテナンス費用は別途ご負担いただくことがあります。
※上記は基本料金となっており、本数や症例により金額は変わります。
_詳しくは別途、詳細お見積もりをお渡しいたします。
※医療費控除の対象となります。他の医療費と合算し、確定申告にて税金の還付を受けて
_ください。
※ただし、当院からの治療の指示等に従っていただけない場合は保証が無効になる場合もございますのでご注意くださいませ。
◆安心保証
当院での保証は下記のようになっております。治療方法 | 保証期間 |
---|---|
インプラント | 10年保証 |
かぶせ物 | 5年保証 |
◆お支払い方法
・現金(分割相談に応じます)
・クレジット(2回目以降の分割は手数料が発生いたします)
・お振込み
《取り扱いクレジットカード》
患者様の声
当院でインプラント治療をされた方のお声です
■私はスポーツインストラクターをしています。仕事上激しい運動を多く行いますが入れ歯に比べて不安定さが少なく何の問題もなく動くことが出来ます。
手術前は本当に安定して食事が出来るかどうか不安でしたが、今のところ食事には何の問題もなく良好です。
一番良かった点は今のところ入れ歯を入れることなく、何のわずらわしさもなく生活できることです。先生とインプラントには凄く感謝しています。
■部分入れ歯が合わなくなって、しゃべりづらく、噛むたびに痛みがあり苦痛でした。
インプラントにしてからは、痛みもなく見た目も気になりません。
■最初はとても不安でしたが、病院の方々に相談に乗っていただき、安心して治療を受けることが出来ました。
友人と旅行に行っても、気にせず、皆と同じおいしいものを食べることが出来ます。外出が楽しくなりました。
Q&A
皆様から寄せられるご質問をとりまとめております
手術は痛くないですか?
局部麻酔の元に手術を行いますので痛みはほとんどありません。今までインプラントをされた方で、「手術が痛かったのでもうイヤだ!」といわれる方は一人もいらっしゃいません。むしろ「歯を抜くよりも楽だった」といわれる方がいらっしゃるほどです。ただし麻酔が切れてからは傷口の痛みがないわけではありません。手術後1~2日は痛みや腫れが出る場合もございますが通常すぐに治まります。ご不安な方は遠慮なくご相談くださいませ。
インプラント治療の成功率は?
インプラント治療の成功率は約92~95%です。手術には、検査等など万全の準備を持って行いますが、それでもごくまれに、患者様の体調・歯茎や骨の状態により、残念ながらインプラントがうまく定着しない場合があります。しかしその場合は後日、他の治療法にて患者様にあった最善の治療をご提案いたしますのでご安心くださいませ。
治療期間はどのくらい?
個人差や、インプラントを入れた部位にも寄りますが、一般的に手術日より8週間~24週間ぐらいかかります。その後、被せものを入れるための期間が必要な場合と、すぐに入れることができる場合とあります。
普通に噛めるの?
本来のご自分の健康な歯が一番ですが、インプラントの噛む力はその次に強いとされています。
健康な天然歯の噛む力を100とすれば噛む力は下記のようなめやすになります。
ごらん頂いてわかるように、他の治療法に比べて、インプラントの噛む力はダントツです。 りんご、たくあんなどはもちろんのこと、するめやあわび、おせんべいに至るまで、以前食べていたものは気にせず召し上がっていただけます。 また、ご自分の歯でもコンディションの悪い歯であれば、今まで以上に噛めるようになる場合もあります。
入院が必要ですか?
入院の必要はありません。手術当日から3~4日は激しい運動やアルコールなどの摂取は控えるようになりますが、それ以降は通常に生活していただいて大丈夫です。ただし、インプラントが定着するまでの間、ボクシングなどの激しいスポーツで、治療箇所やあごに衝撃を加える危険性のあることは控えていただくことになります。
一度治療したら効果は一生?
インプラントはチタン製でとても丈夫ですので何か問題がなければ半永久的にお口の中で機能します。しかし、下記のような症状でせっかく埋入したインプラントが抜ける、もしくは抜かなければならない場合があります。
1.インプラント周囲炎
天然歯で言えば歯周炎のこと。インプラントの周囲が不衛生な状態が続くと、周囲の骨に炎症が起こり、場合によっては脱落してしまいます。
2.破損
天然歯自体には歯根膜があり弾力がありますが、インプラントには歯根膜がありません。そのため、外力をダイレクトに受けてしまうので天然歯よりは壊れやすい傾向になりますが、噛みあわせの高さを調節したりすることで回避できます。